肌のケアと言うと、今では女性のものだけではありません。
ニキビケアやヒゲ脱毛など、男性でもキレイな肌を目指すのは普通なことですよね。
美肌をつくるのは高価な化粧品ではなく、肌は食べ物から作られます。
そのため食事はとても大切。
だけど、「忙しくて自炊する時間がない…」
「コンビニ食ばかりになってしまうけど何かいい方法はないの?」と悩んでいませんか?
コンビニ食でも美肌を目指すのは可能です。
なぜなら『コンビニでも買える、美肌になれるもの』を選べばいいから。
私は栄養士の資格を持つ元エステティシャンで、メンズ店でも数年間勤務していました。
忙しい男性に向けて、食事のアドバイスもたくさんしてきた実績があります。
この記事では、コンビニを活用して美肌になるポイントを紹介していきます。
この記事を読み終えると、自炊なし・コンビニ食だけでも美肌を目指すことができますよ!
コンビニ食でも美肌になれる
コンビニ食でも美肌を目指すのは可能です。
ですが、選ぶのはコンビニ弁当ではなく『コンビニでも買える、美肌になれるもの』にしましょう。
コンビニ食で美肌をつくるポイント
今のコンビニでは無添加や、素材を生かしたものも多く販売されています。
選ぶときのポイントがあります。
・なるべく原材料に近いものを選ぶ
・揚げ物は避ける
・甘い飲み物は避ける
この3つです。
コンビニ弁当は、原価を抑えて満足感を出すために、揚げ物や加工品もたくさん使われます。
そのため添加物が多くなりがちです。
なるべく原材料に近いものを選ぶ
野菜・肉・魚など、原材料に近いものを選びましょう。
ベーコン、ウインナー、ハンバーグなど加工されたものは、添加物が大量に使われている可能性があるからです。
添加物は肌の老化を招くものがほとんどです。
原材料に近いものほど加工されておらず、添加物も少ないのです。
例えば、お肉ならサラダチキンや親子丼などを選びましょう。
揚げ物を避ける
コンビニやスーパーで買える揚げ物は、やはり肌荒れの原因のひとつになります。
なぜなら、揚げてから時間が経っているものは油の酸化が進んでいるからです。
酸化した油は体がサビつくので美肌の大敵です。
コンビニ弁当の揚げ物は作ってからお店に並ぶまでに時間がたっていますよね。
どうしても揚げ物が食べたい場合は、揚げたてのものを食べるようにしましょう。
甘い飲み物を避ける
ジュースや甘いコーヒーなどの飲み物は肌の老化を進めます。
砂糖の代わりに使われている『果糖ブドウ糖液糖』が血糖値を急上昇させるからです。
果糖ブドウ糖液糖は砂糖よりも原価が安く、コストを抑えるために使われます。
しかし、原材料は海外で遺伝子組み替えで作られたものであるといわれています。
できる限り避けるようにしましょう。
野菜ジュースやスムージーなどの健康に良さそうなものでも、パッケージを見ると果糖ブドウ糖液糖が多く使われています。
パッケージを確認して、無糖の飲み物を選びましょう。
美肌のためにコンビニで選ぶモノ10選
「なんとなくわかったけど、具体的にはどういうものを選べばいいの?」と思いますよね。
コンビニで買う場合に選びたい具体例をあげてみました。
- おにぎり
- ゆで卵
- サラダチキン
- 焼き鳥
- 枝豆
- サバ缶
- 焼き鮭
- カットフルーツ
- カットサラダ
- 高カカオチョコレート
1.おにぎり
主食を選ぶ時はおにぎりにしましょう。
おにぎりの具材は添加物も少なめです。
海苔を一緒に食べることで食物繊維やミネラル、マグネシウムもとることができます。
油が多くなるツナマヨやチャーハンおにぎりよりも、鮭や梅などを選ぶのがベスト。
2.ゆで卵
肌を作る材料となるタンパク質がとれます。
卵に含まれるビタミン類はニキビ対策に最適です。
肌の生まれ変わり進め、皮脂の分泌をコントロールして毛穴づまりを解消します。
質のいい脂質も含まれています。
3.サラダチキン
今やコンビニの定番ともいえるサラダチキン。
タンパク質がたっぷりで、最強の美肌食材でもあるのです。
タンパク質は肌だけでなく、髪や爪など体を作る材料となります。
不足すると体を作るための材料がないので、肌はボロボロになるだけでなく、
筋肉も落ちてしまいます。
プロテインも上手に活用して不足しないようにしましょう。
プロテインはタンパク質の補助役になるので、筋トレをしていなくても取り入れたいアイテムです。
4.焼き鳥
レジの横の唐揚げやフランクフルトをつい頼んでしまいがちですが、焼き鳥にしてみましょう。
タンパク質も取れ、脂質も抑えることができます。
できればタレではなく、塩を選ぶのがベストです。
5.枝豆
美肌効果バツグンのビタミンA・C・Eを含み、タンパク質や食物繊維も豊富です。
今とても注目を浴びている美肌食材です。そのまま食べられるお手軽さも重要!
冷凍してストックしておくといいですね。
食べ過ぎると塩分のとりすぎでむくみやすくなるので、食べ過ぎには注意しましょう。
6.サバ缶
青魚はDHAやEPAなど肌に良い脂質がたっぷりです。
手軽な缶詰はネットで簡単なアレンジレシピもたくさん出ているため、飽きずに食べられます。
サバに限らず、イワシやサンマでもOK。
ただし、塩分が多い汁は残しましょう。
7.焼き鮭
化粧品にも使われるアスタキサンチンという成分がたっぷり含まれます。
アスタキサンチンには高い抗酸化力があります。
『酸化を防ぐ=老化しにくい』ということです。
フライではなく、焼き魚を選ぶと脂質を抑えられてオススメです。
今は電子レンジで温められるパックタイプや、缶詰も売っているので積極的に選びましょう。
8.カットフルーツ
肌荒れを防ぐ代表のビタミンCが含まれています。
ビタミンCはコラーゲンを作る時にも必要なので、美肌のためにはなくてはならない栄養素です。
コンビニでも冷凍のフルーツが簡単に手に入るのでありがたい存在です。
9.サラダ
今のコンビニはサラダの種類も豊富です。シーズンごとに新商品が出ていて飽きません。
ただし、付属のドレッシングは使用せず、なるべく塩やオリーブオイルなどで食べましょう。
付属のドレッシングは添加物が多く、油の質もあまり良くないことが多いです。
なるべく避けましょう。
10.高カカオチョコレート
甘いものが食べたくなった時は、高カカオチョコレートを食べるようにしましょう。
高カカオチョコレートに含まれる『ポリフェノール』は抗酸化作用が豊富で糖分も少なめです。
くすみの原因の多くは糖分のとりすぎともいわれています。
また、他に甘いものが食べたいときは、豆大福やどら焼きなどにしてみましょう。
あんこに使われるあずきには食物繊維が含まれるため、ケーキよりも血糖値の上昇がゆるやかです。
迷ったときは和菓子にしましょう。
美肌のために食べるのを減らした方がいいもの
美肌のためには、食べるのを減らした方がいいものもあります。
以下の2つです。
・大量の添加物
・質の悪い油
スナック菓子が美肌の大敵といわれるのは、この2つがたっぷりだからです。
添加物は保存性を高めるものですが、とりすぎはアレルギーの原因の一つとされています。
質の悪い油とは、酸化した油のことです。
たとえば、スナック菓子や、コンビニやスーパーの揚げ物に使われる油です。
低コストで利益を出したいため、ほとんどの場合油を何度も使い回しています。
油は加熱されると、そのたびに酸化します。
美肌のために体にいいものをとることも大事ですが、同じくらい悪いものをとらないことも重要なのです。
まとめ
選ぶものだけ気をつければ、意外と簡単にコンビニの食材でも美肌を目指せるのです。
選ぶときのポイントは、
・なるべく原材料に近いものを選ぶ
・揚げ物は避ける
・甘い飲み物は避ける
これを意識するだけでも、自然とコンビニでも何を選べばいいかわかってきます。
具体例として、
・おにぎり
・ゆで卵
・サラダチキン
・焼き鳥
・枝豆
・サバ缶
・焼き鮭
・カットフルーツ
・サラダ
・高カカオチョコレート
もちろん、これじゃないといけないというわけではありません。
コンビニでも、目を引く新商品が次々に並んでいますよね!
その中からこのような原材料に近いものを、ぜひコンビニでいろいろ探してみてください!
迷った時の自分の鉄板メニューなんかも作れるといいですね。
選ぶものがわかれば、「無理に自炊しなくてもいいんだ!」とかなりハードルが下がりませんか?
とても挑戦しやすくなりますよね。
新商品の中から、『美肌商品』を探すのも楽しそうです。
無理せず楽しみながら、キレイな肌を目指しましょう。
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